全国の特別支援学校のうち、病弱教育を行う131校(病弱教育を行う部門や分校等のある学 校を含む。ただし、校長会に加入している学校は87校。いずれも平成22年度現在の数)におけ る病弱教育の振興・充実を図ることを目的として、昭和32年に設立された全国の校長会。具体 的な活動としては、学校経営に関する調査研究や必要な課題等に関する意見の集約、毎年2回 の研究協議会の開催等を行っています。
現在、全国9地区(北海道、東北、関東甲信越、東海、北陸、近畿、中国、四国、九州)の 校長会により組織され、地区ごとの校長会活動も行っています。また、横断的な活動として、 全国特別支援学校長会と連携し、6つの専門委員会(教育課程、法制制度、施設設備、人事厚生、進路福祉、支援連携)の取組みも行っています。
小児科のある病院を始めとする全国の病院においては、児童生徒の入院期間の短期化等に より、病弱特別支援学校に在籍する児童生徒数の漸減の状況が進み、各学校における学校運営 体制や教育指導体制のあり方を検討する必要に迫られている。